事業の目的

主食用米の全国ベースの需要量は一貫して減少傾向にあり、近年は人口減少等を背景に年10万トン程度に減少幅が拡大しています。
米の消費拡大を促進するために様々な取組が行われておりますが、近年では米の新たなニーズへの対応として、
家庭における炊飯需要等が減少する中、米需要全体の底上げのために、様々な民間事業者等が、
消費者のニーズを捉えた米を利用した商品開発に取組み、米の消費拡大に貢献しております。

よって、本事業においては、米の需要減少が継続する中で、
米の需要を拡大・創出し、主食用米の需給ギャップを縮小させるため、
民間事業者等による米を利用した新たな商品開発等の取組を支援します。

田植えイラスト 稲穂イラスト
米を利用した新たな商品とは?

多様化した消費者のニーズ等を捉えるとともに、米の需要創出・拡大に繋がりうる、新規性や独自性等のある商品です。
事業実施者の皆様が有する優れた技術や蓄積された知見を活かし、消費者にとって魅力的な商品(食品・非食品不問)が開発されることを期待します。

米を利用した新たな商品とは? イメージイラスト
稲穂イラスト
事業の全体像

本事業は、事業実施者が独自の技術や知見を活かして新たな商品開発を行う取組への支援(新商品開発等の取組)と、
食に携わる人々を対象に「お米メニューアイデアグランプリ」を実施し、
そのグランプリで選ばれたアイデアを商品化する取組への支援(アイデア商品化の取組)の、二つの取組への支援を実施します。
それぞれの取組において、事業実施者の公募・審査・採択を行います。

新商品を開発する 新商品開発等の支援フロー図 新商品開発等の支援フロー図
アイデアを商品化する アイデア商品化の支援フロー図 アイデア商品化の支援フロー図
山・稲穂イラスト 水田イラスト
公募要領などについて

趣旨

米の需要減少が継続する中で、米の需要を拡大・創出し、主食用米の需給ギャップを縮小させるため、民間事業者等による米を利用した新たな商品開発等の取組を支援いたします。

本事業が支援する取組内容

米の需要拡大が見込める新商品(加工品等)の開発等の取組

※市場において新規性が高いことが望ましいが、最低限、事業実施者がこれまでに販売していない新商品であることが必用。
※すでに開発段階にあるが、市場においてマーケティング等が未だ実施されていないものや、すでに販売された商品を改良したものも可。

補助対象者

米を利用した新たな商品開発等の取組を行う意思及び具体的計画並びに当該取組を的確に実施することができる能力を有する事業者

補助上限/下限

1000万円/100万円

補助対象経費

定額補助:

市場調査、試作品の検討や製造、パッケージの開発、ラベルのデザインの作成、成分分析、パンフレットの作成、試食会の開催、商談会への出展

半額補助:

テストマーケティング、機械の導入(レンタル・リース)に要する経費

その他の詳細については以下のPDFをご覧ください。
補助対象・非対象経費の詳細

事業期間

令和5年8月下旬頃~令和6年2月末

※開始時期は目安であり、変更する可能性があります。

事業の流れ

※以下は目安のスケジュールとなっておりますので、変更する可能性があります。

開始 5月10日 公募開始
応募 6月16日 応募書類提出期限(事業計画書など)
審査 7月初旬頃 公募選定委員会による審査
選定 7月中旬頃 選定結果の通知
交付申請 7月下旬頃 交付申請書の提出
事業実施 8月上旬頃 交付決定の通知
2月末まで 事業実施期間
報告 3月1日 実績報告

公募期間

令和5年5月10日(水)~令和5年6月16日(金)17時

※〆切以降に到着した申請書については、いかなる理由があっても受領出来かねますので、予めご了承ください。

応募方法

本事業に応募する場合は、応募書類を記入の上、以下のフォームから申請をしてください。
応募方法については、公募要領を、事業の詳細については、実施規程をそれぞれご確認ください。

以下のフォームから申請してください。
申請フォーム 稲イラスト 稲イラスト

審査方法

提出された応募書類について、外部有識者で構成される公募選定委員会において、事業実施者の適格性、事業の内容、実施方法及び成果目標の水準等を勘案して審査を行い、事業実施者の候補者を選定します。
なお、市場における新規性が高いと認められる新商品の開発等により、米の新たな需要創出が大きく見込まれる取組を行う事業者について優先的に採択するものとします。

COMING SOON 公開予定:8月頃
Q&A

想定されるご質問と、その回答をまとめました。
ご不明点がある場合は、まずこちらをご確認ください。

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お問い合わせ先

令和5年度 米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち業務用米、
新市場開拓用米等の安定取引拡大支援
米を利用した新たな商品開発等の取組
米の新商品開発事業事務局

開局時間:平日10:00~17:00